仕事内容
自動運転の開発には、シミュレーション環境の構築が不可欠となっております。
なぜなら、自動運転の制御開発を行う上で、危険な状況や複雑な交通環境を含めたあらゆる道路環境の走行テストを実車で行うわけにはいかないためです。
そのため、仮想世界の中でさまざまな交通状況を作り出し、シミュレートして自動運転の制御を検証することが、制御開発においてとても重要となります。
本業務では、シミュレーション環境の構築とシミュレータ実行プログラムの開発、シミュレータで使用する道路環境および交通シナリオの作成を行います。
【使用するツール】
開発ツール: CARLA, MathWorks RoadRunner, Visual Studio, Jupyter Lab, Unreal Engine
プログラミング言語: Python, C++, C
ライブラリ: OpenCV, NumPy, Pandas
OS: Linux, Windows
管理ツール: Git, GitBucket, Redmine
【魅力】
SUBARUは机上での研究だけではなく、実際に車両でAIを動かして実験するなど、直接商品をお届けするエンドユーザーを意識した開発を行っています。
同社には30年以上に及びステレオカメラの画像認識アルゴリズムを内製開発してきた経験があり、業界の先駆者です。
最先端の研究動向を調査しながら業務を進めるため、常に最先端の技術に触れながら、一流の専門家と一緒にスキルを磨くことができます。
【働く環境について】
研究に必要な物は基本的に自由に利用できます。
ハイスペックデスクトップ環境(例:GeForce RTX 3080搭載PC、5Kモニタ)
オンプレミスHPC環境(例:Tesla A100搭載マルチGPU、数十PBデータ管理ストレージ)
クラウドコンピューティング環境(例:GCP) など
海外主要学会への発表/聴講、海外サプライヤやメーカとの協議、
世界中の環境での評価など、グローバルに活躍する機会があります。
(但し当面はコロナの状況を見ながらの判断となります)
応募資格
【必須要件】
■シミュレーション開発や交通シナリオ作りに強いモチベーションを持っており、下記のいずれかのご経験をお持ちの方
・自動車関連のシミュレーション開発経験
・PythonやC++などのオブジェクト指向言語を使ったソフト開発経験
・CARLA, CarSimなどの自動車シミュレーションツールを使った開発経験
・Blenderなどの3DCGソフトを使ったCGの作成経験
・車両運動や制御に関する知識
・C言語での組み込みソフト開発経験
・オープンワールド系のゲーム開発経験