仕事内容
■事業部・研究部門と連携し、事業・開発の目的、目標、競合状況に応じて事業の進展、収益に貢献することを目的に、以下の知的財産関連業務を行う。
【具体的な業務内容】
(1) 知財戦略、活動計画の策定、その推進に必要な諸施策の企画・推進
(2) 事業状況に応じた特許ポートフォリオや国内外出願、権利化戦略の策定・更新
(3) (2)に基づく、発明発掘、出願、権利化、維持要否判断、権利活用(特許事務所と連携した明細書作成、中間対応、審判対応、異議申立対応等の実務を含む)
(4) 他社の特許状況および自社事業への影響の解析、それに応じた対策(有効性精査、回避手段検討等)
(5) 社内営業秘密(ノウハウ)管理サポート
(6) 知財関連各種契約の内容検討、交渉サポート
(7) 知財渉外案件への対応(知財係争対応、ライセンス、M&A、事業アライアンス支援、模倣品対策等、事業部門や部内渉外担当との協働)
出光グループ全体で毎年約300件以上の特許を出願、2018年度末の国内外保有登録特許は約5,000件です。
平成30(2018)年度、有機EL分野の「青色発光材料」の発明にて「恩賜発明賞」を受賞しました。
【募集背景】
事業部門や研究開発部門に対して、(事業(クライアント)の立場に立った)課題発掘や施策等の提案を行い、主体的に施策の実行を推進ができる人材を求めております。(即戦力、数年後にそのような活躍ができる素養のある人材)
【事象の魅力】
事業の目的、状況に応じて、的確に知的財産を活用し、事業収益に貢献することをモットーに、事業部・研究開発部門と緊密に連携して、知財業務を推進しています。
具体的には、燃料油から高機能材までの幅広い事業分野において、各事業の特性や戦略に合わせ必要な知財機能(人員)を柔軟に配置し効率的に課題解決を図る「ユニット体制」を導入。ユニット毎に特許情報の調査・解析、発明発掘、特許出願、権利化、権利活用、他社特許対策等の知的財産活動を行うほか、事業部・研究所・知的財産部による「知財戦略会議」で知的財産活動計画を策定し、実行しています。
ユニットは案件によって1人~10人に分かれ、ワンストップで各事業部を支援できる体制を整えています。縦割りの業務でなく、横断した幅広い業務を本社スタッフや事業部、研究開発のメンバーと協力しながら行っていただきます。