運輸・倉庫・物流・交通の最近の動向

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2019年06月27日

■日本通運の2018年4-9月期売上高は半期ベースで初めて1兆円を突破。営業利益以下の各利益も過去最高を更新した。
国内は自然災害の多発による影響があったものの、日本発の航空輸出需要の好調などが業績のけん引役となった。

人手不足の深刻度が増すなかで、顧客との運賃・料金の改定交渉を進めている。
当初計画では年間80億円の改定効果を目標にしていたが、上期で55億円の効果があり、通年での目標を120億円に引き上げた。

■ヤマトホールディングスの18年4-9月期営業利益は234億円となり、前年同期(128億円の赤字)から大幅に収支が改善。
荷受け抑制で外部委託の割合が縮小し、費用が減少した。法人顧客の運賃引き上げが想定を上回る速度で進展している。

■海運大手3社の業績が悪化している。19年3月期は日本郵船と川崎汽船が最終赤字となる見通しで、商船三井も当初300億円としていた純利益予想を170億円に引き下げた。

■業績悪化の主因は、3社が統合したコンテナ船会社が大幅な赤字となることだ。
統合会社「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス」は今期から営業を開始。今期は1億ドルの最終黒字を見込んでいたが、6億ドルの最終赤字見通しとなった。
統合会社は組織や配船などを整理しきれぬまま事業を開始し、3社の連携がとれず、契約獲得や貨物量が想定を大きく下回った。

■海運市況自体は好調。資源を運ぶ、ばら積み船の運賃動向を示すバルチック海運指数は4年半ぶりの高水準にある。
タンカーの運賃も原油高で高く、コンテナ船も米中間を中心に需要は堅調に推移している。

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株式会社FISCO

1995年に設立、2006年上場。金融情報配信会社として、株式、為替、債券、仮想通貨といった金融情報を幅広く取り扱う。各投資市場に対する深い理解と洞察に基づき、初心者からプロまで、投資家を支援する各種金融サービスを提供している。 全国の金融機関約250社向けに金融情報を提供しているほか、個人向けではヤフーファイナンス、LINEニュース、SmartNews、Gunosyなど、国内の主要なサイトやアプリに金融・経済系コンテンツを提供している。

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