2016年度の日本損害保険協会加盟26社の合計によると、損害保険業界の市場は8兆円を越えており、市場規模は徐々に拡大傾向にあります。自動車保有台数や住宅着工件数の伸び悩みなど市場全体は
成熟化している中で、新たな産業の創出に伴って、リスクが生まれ、保険ニーズが高まっていると考えられます。特にサイバー攻撃の脅威が高まっているのを受け、国内の情報セキュリティー市場は1兆円規模に膨らむ見通しです。また、少子高齢化に伴い、介護に関わる新商品の開発や、契約者向けの介護関連の情報提供等も進んでいます。
損害査定や商品開発等は専門知識が必要となるため、転職は経験者の採用がメインとなっています。ただし、若手の損害サービスや営業のポジションは未経験の募集もあり、飛び込むチャンスもあります。
- 業界売上総計(Edinet掲載企業)10兆9,039億円
- 業績伸び率※101.55%
- 収益性※--%
- 平均年収 952万円
- 求人倍率--倍
※業績伸び率:(前年度売上÷前々年度売上×100)から算出した値
※収益性:(営業利益÷売上×100)から算出した値
この業界の従業員の評価
- 総合評価 3.2 195 reviews
- 平均有給取得日数 12.5 日
- 平均残業時間 26.4 時間
カテゴリ別評価
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人事評価の適正感2.9
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ワークライフバランス3.2
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女性の働きやすさ3.2
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企業の成長性・将来性3.2
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給与・待遇面の満足度2.8
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経営陣の手腕2.9
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顧客志向度3.4
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自己成長環境3.2
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企業の安定性3.5
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事業の社会貢献実感3.3
企業の雰囲気・風土
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- 社風
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保守的 革新的
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- 仕事の進め方
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決められた進め方 裁量の大きい
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- 職場の雰囲気
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落ち着いている 活気がある
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- 風土
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トップダウン ボトムアップ
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- 意思決定のスピード
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品質・信頼性重視 スピード重視
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- 評価ウエイト
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個人評価 チーム評価
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- 給与体系
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年功序列 成果主義
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- 異動頻度
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多い 少ない
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- 普通
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- すごく
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- すごくお勧めしたい
- お勧めしたい
- 普通
- あまりお勧めしない
- お勧めしない
経済動向
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2019年10月09日
拡大続くダイレクト自動車保険市場リーズナブル且つ高品質で普及進む自動車ダイレクト保険 自動車保険におけるダイレクト保険市場の拡大が続いている。自動車保険市場は大きく「代理店型」と「ダイレクト型」に分けられる。「代理店型」は、東京海上日動火災保険・損保ジャパン日本興亜・三井住友海上火災保険・あいおいニッセイ同和損害保険を保険の引受先として、ディーラーや中古車販売店で加入するものを指す。「ダイレクト型」は、テレビなどで宣伝を行い、電話やインターネットで直接加入するタイプの自動者保険を指す。 我が国のダイレクト保険の市場は1990年代の終わり頃にスタートし、現在では国内自動車保険市場約4兆円の約8%を占めるほどになって
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2019年08月14日
生命保険・損害保険業界の動向と業界の注目企業「ソニーフィナンシャルホールディングス」 -
2019年05月21日
生命保険・損害保険業界の最近の動向
業界動向・業績
2017年 | 2018年 | 2019年 | |
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業界売上総計 (Edinet掲載企業) |
9兆6,066億 | 10兆7,378億 | 10兆9,039億 |
前年からの伸び率 | 118.47% | 111.77% | 101.55% |
収益性 | % | 4.21% | % |
業界トレンドワード
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- テレマティクス保険
- ICT端末としての機能を有する自動車(コネクティッドカー)を用いた新しい保険です。自動車に取り付けたカーナビやGPS、専用機器、スマートフォンなどを利用して走行データや運転データを収集し、それを元にして保険料を決めることができ、安全運転をすると保険料が安くなるという仕組みです。
経験者の採用が多い業界で、更なるキャリアアップを見込んで転職する方が多い傾向にあります。業界全体として、働きやすい環境を整えており、長期的にキャリア形成しやすい企業が多いです。
転職検討中の方からの質問で多いのが自動運転技術に伴い、自動車保険が今後減少していくのでは?という点です。自動車保険は全体の約半数の保険料収入を占めているため、自動車保険の行く末が損害保険の今後を左右します。ただ、当面は従来型の自動車が大勢を占め、まだドライバーが介在する操作が多いため、すぐには影響が出ないとみられています。また、走行データ等を分析して保険料が決まるというような新商品も開発しており、新たな取り組みに挑戦している企業も多く、成長の余地はあると言えるでしょう。