銀行(信金、信組)業界はメガバンクが合計総資産の約半分を占めています。業界再編により誕生した巨大なメガバンクグループに総資産も集中する傾向があり、世界的に見ても大きな影響力を持っています。しかし、近年は日本銀行の金融緩和によって発生した超低金利(マイナス金利)の影響により収益が減少しています。利益の中心である利息から得られる利益が減少していることが大きく影響しています。代わりに有価証券の運用が増加していますが、現状としてはすべての銀行(信金、信組)に事業の多角化が求められています。
また、M&A(海外含)やグループ内の再編、Fintechを通じて業務の効率化を進める傾向が強く、人員削減を宣言した銀行も少なくありません。加えて店舗数も減らす計画も進み、人件費・物件費用を減らしコストカットする傾向です。ただし、人員削減=リストラではなく、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)等を導入し、事務業務を効率化し、今まで事務業務を担っていた人材を配置転換することを想定しています。
- 業界売上総計(Edinet掲載企業)3,019億5,400万円
- 業績伸び率※102.80%
- 収益性※--%
- 平均年収 818万円
- 求人倍率--倍
※業績伸び率:(前年度売上÷前々年度売上×100)から算出した値
※収益性:(営業利益÷売上×100)から算出した値
この業界の従業員の評価
- 総合評価 2.9 18 reviews
- 平均有給取得日数 10.9 日
- 平均残業時間 21.8 時間
カテゴリ別評価
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人事評価の適正感3.0
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ワークライフバランス2.3
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女性の働きやすさ3.6
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企業の成長性・将来性2.3
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給与・待遇面の満足度2.3
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経営陣の手腕3.0
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顧客志向度3.0
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自己成長環境2.8
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企業の安定性3.4
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事業の社会貢献実感3.4
企業の雰囲気・風土
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- 社風
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保守的 革新的
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- 仕事の進め方
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決められた進め方 裁量の大きい
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- 職場の雰囲気
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落ち着いている 活気がある
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- 風土
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トップダウン ボトムアップ
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- 意思決定のスピード
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品質・信頼性重視 スピード重視
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- 評価ウエイト
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個人評価 チーム評価
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- 給与体系
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年功序列 成果主義
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- 異動頻度
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多い 少ない
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- あまり
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- 普通
- お勧めしたい
- すごく
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- すごくお勧めしたい
- お勧めしたい
- 普通
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- お勧めしない
経済動向
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2019年08月02日
銀行業界の動向と業界の注目企業「三井住友トラストホールディングス」銀行業界の最近の動向 5大銀行グループ(三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友トラストホールディングス、りそな銀行)の2018年4-12月期合算実質業務純益(銀行などが本業で得た利益から特殊要因を取り除いたもの)は前年同期比8%減少した。世界的な株安や債券相場の乱高下をうけて、市場部門が振るわなかった。 19年3月期当期純利益については5社のうち三井住友トラストのみが増益を予想している。同社については18年4-12月期実質業務純益も前年同期比6%増加した。国内預貸収支の改善が継続し、外貨余資運用益を加えた「実質的な資金関
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2019年04月22日
銀行業界の最近の動向
業界動向・業績
2018年 | 2019年 | |
---|---|---|
業界売上総計 (Edinet掲載企業) |
2,937億2,700万 | 3,019億5,400万 |
前年からの伸び率 | % | 102.80% |
収益性 | % | % |
業界トレンドワード
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- Fintech
- Fintechは銀行にとって業務の効率化にも繋がりますが、脅威にもなる存在です。Fintechを活用し今まで人がやっていた業務をITに任せることによって、効率化できますが、その分人は必要ではなくなります。また、今まで銀行とは関係の無い業種の銀行業への新規参入が進むと言われています。
Fintechは銀行にとって業務の効率化にも繋がりますが、脅威にもなる存在です。Fintechを活用し今まで人がやっていた業務をITに任せることによって、効率化できますが、その分人は必要ではなくなります。また、今まで銀行とは関係の無い業種の銀行業への新規参入が進むと言われています。