医療機器メーカーの最近の動向

2019年06月11日

■オリンパスは、2019年3月期の営業利益について大幅減益を見込んでいる。ミラーレス一眼カメラ市場は先行していたソニーに加え、ニコン、キヤノン、パナソニックが相次いで参入し、競争が激化。このため採算が悪化している。

■テルモの業績は拡大基調が続いており、18年3月期には初めて営業利益が1,000億円を超えた。けん引役はカテーテル事業。
カテーテルを使った手術では合成樹脂や金属の細い管を血管内に挿入する。切開が必要な手術よりも患者の身体的負担が軽く、世界的に普及が進んでいる。

■ニプロは透析機器に強みを持つ。前期には厚生労働省による在宅医療推進施策を受け、情報通信技術(ICT)を活用したオンライン診療サポート機能付き見守り支援システム「ニプロハートライン」の提供を開始。
インターネットを通じ在宅医療患者と医療従事者をリアルタイムにつなぐことで、医療業務の効率化を促進することができる。

■シスメックスは、血液の成分である「血球」や尿の検査で世界最大のシェアを有する。
業績は飛躍的に伸びており、09年3月期から18年3月期の10年で売上高は1,118億円から2,819億円に、営業利益は151億円から590億円に拡大している。要因の1つが積極的な海外展開。
早くから海外の事業拠点の整備などを推進し、グローバルに収益を創出できる企業へと変革を進めてきた。その結果、今日では海外売上高比率は約8割を占めるまでになっている。

医療機器メーカー


株式会社FISCO

1995年に設立、2006年上場。金融情報配信会社として、株式、為替、債券、仮想通貨といった金融情報を幅広く取り扱う。各投資市場に対する深い理解と洞察に基づき、初心者からプロまで、投資家を支援する各種金融サービスを提供している。 全国の金融機関約250社向けに金融情報を提供しているほか、個人向けではヤフーファイナンス、LINEニュース、SmartNews、Gunosyなど、国内の主要なサイトやアプリに金融・経済系コンテンツを提供している。

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