ホテル・旅行・レジャー業界の動向と業界の注目企業「オリエンタルランド」

2019年09月13日

■JTBは非公開企業であるが、近年、売上高は1兆3,000億円前後での推移が続いている。

■エイチ・アイ・エスの2018年10月期は2桁の増収増益だった。主力の旅行事業は、訪日客が増加し、また海外へ渡航する日本人数も伸びており、好調に推移している。
ホテル事業では「変なホテル」を展開し、旅行事業・ハウステンボスグループに続く第3の柱として強化を図っている。

■共立メンテナンスは、寮とホテル運営事業を展開。訪日需要に応えるためビジネスホテル「ドーミーイン」の新設を進め、業績は拡大が続いている。

■藤田観光は、「WHGホテルズ」などを運営。18年12月期においては、団体に比べて滞在日数が長く、客室単価の高い外国人個人旅行者の誘客に注力したことで、インバウンド宿泊人員は前期比7.7%増の約187万人となった。
しかし、17年3月に運営受託が終了した「アジュール竹芝」や18年1月に営業を終了した「箱根ホテル小涌園」の影響、また自然災害の影響などにより減収減益となった。

■リゾートトラストは、会員制リゾートホテル「エクシブ」などを展開。
18年2月に開業した「芦屋ベイコート倶楽部」、4月に開業した「エクシブ六甲サンクチュアリ・ヴィラ」のホテル運営収益、また8月に販売を開始した「ラグーナベイコート倶楽部」の会員権販売が好調に推移したことにより、19年3月期も2桁の増収が見込まれる。

ホテル旅行レジャー企業業績


業界の注目企業…オリエンタルランド

■オリエンタルランドは、東京ディズニーリゾートの運営が主力。19年3月期は東京ディズニーリゾート35周年の年で、各種イベント効果により来場者が増加した。
売上高および営業利益は過去最高を更新の見込みである。

オリエンタルランドの業績推移(出所:決算短信をもとにフィスコ作成)


ディズニーランド・シーの入園者数推移

(出所:オリエンタルランド資料をもとにフィスコ作成)

■同社では2020中期経営計画の目標として、

中期経営計画 文章を掲げる。

■そしてこれを実現するための戦略として、
・“新鮮さ”と“快適さ”を提供するハードの強化
・ソフト(人材力)の強化、を掲げる

■ハードの強化では、20年3月期にディズニーシーに大型アトラクション「ソアリン(仮称)」を導入し、20年春にはディズニーランドに「美女と野獣エリア(仮称)」を設け、大型アトラクションも導入する予定。
このほか「ベイマックス」をテーマにしたアトラクション、ライブエンターテイメントシアターも20年春にオープンする予定としている。

■ソフト(人材力)の強化では、「働きやすい」環境を整備し、「成長を実感できる」施策を実施することで、「ホスピタリティ力」と「オペレーション力」双方の基盤を強化するとしている。


株式会社FISCO

1995年に設立、2006年上場。金融情報配信会社として、株式、為替、債券、仮想通貨といった金融情報を幅広く取り扱う。各投資市場に対する深い理解と洞察に基づき、初心者からプロまで、投資家を支援する各種金融サービスを提供している。 全国の金融機関約250社向けに金融情報を提供しているほか、個人向けではヤフーファイナンス、LINEニュース、SmartNews、Gunosyなど、国内の主要なサイトやアプリに金融・経済系コンテンツを提供している。

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