製造業(メーカー)
電気・電子・半導体メーカーの最近の動向
総合電機
家電
電子部品・半導体
2019年04月11日
>
エレクトロニクス関連企業の2018年4-9月期業績は増益率が約90%になり、強さが目立った。エレクトロニクス業界はグローバルに事業を手掛ける企業が多く、海外景気の堅調さが業績に現れた。
電機大手8社(日立製作所、三菱電機、富士通、シャープ、東芝、日本電気(NEC)、パナソニック、ソニー)のなかでは日立製作所とソニーが特に好調。
日立製作所は、18年4-9月期の純利益が前年同期比20%増の1,929億円となった。情報・通信システム事業や社会・産業システム事業、建設機械事業などが業績をけん引した。
ソニーは不振だったエレキからゲームなどに主力事業を切り替え、18年4-9月期純利益は過去最高を更新した。
村田製作所、TDK、太陽誘電は、環境対応や自動運転化が進む自動車向けに積層セラミックコンデンサーなどの電子部品が好調。19年3月期はいずれも大幅な増益を見込んでいる。