化学・繊維・素材商社の最近の動向

2019年05月14日

■日鉄住金物産の2018年4-9月期業績は、売上高が前年同期比25%増の1兆2,395億円、営業利益が同20%増の177億円となった。
鋼材需要が国内外で堅調に推移するなか、三井物産の鉄鋼事業の一部を譲り受け、鉄鋼事業の売上高は同30%増加し1兆483億円となった。

中期経営計画では21年3月期経常利益440億円(18年3月期経常利益351億円)を目標とする。
主力の鉄鋼事業では、新日鐵住金グループ並びに三井物産グループと戦略を共有するなかで、顧客ニーズに即した調達・物流・加工体制の強化によりバリューチェーンの更なる拡充を推進し、国内外の自動車、建材・インフラ分野等への総合的な対応力を高める。
更なる成長が見込まれるASEAN(東南アジア諸国連合)・東アジアをコアゾーンと位置づけ、欧米・インド等ではプレゼンス拡大を図る。

■長瀬産業と稲畑産業は化学品商社の2強。長瀬産業の18年4-9月期営業利益は前年同期比7%増の134億円だった。
海外で自動車向け塗料やウレタン材料の販売好調が続いている。車載機器もIoT(モノのインターネット)や自動運転システム向けの受注が増加している。
稲畑産業は住友化学系の化学品商社。19年3月期は前期の太陽電池関連の貸倒引当金計上がなくなり、また自動車向けに合成樹脂や高機能樹脂が伸び、大幅増益の見通し。

■三谷商事は「建設資材・エネルギー・IT」を中心に多角的に展開する独立系商社、特にセメント、生コンクリートの販売は商社で全国1位となっている。

化学・繊維・素材商社修正


株式会社FISCO

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