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総合商社の最近の動向
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2019年07月03日
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■総合商社5社の2019年3月期純利益は揃って最高益を更新する見込み。原油や石炭など資源価格の上昇が追い風になっていることに加え、自動車や化学品など非資源分野の収益も拡大している。
■伊藤忠の18年4-9月期の収益は前年同期比2.1倍の5兆4609億円となった。新会計基準の適用が主因。
出資先の中国政府系企業、中国中信集団(CITIC)については株価の下落により1433億円を減損処理し損失計上すると発表したが、CITICの業績自体は順調で、将来的な回収の可能性はあきらめていないとしている。
■三菱商事の18年4-9月期純利益(四半期利益)は前年同期比22%増の3093億円となった。液化天然ガス(LNG)事業からの受取配当金の増加やアジアでの自動車販売事業が好調だったことが寄与した。建材・住宅設備機器は伸びたものの、木材事業が落ち込んだほか、マンション販売の減少で住宅事業も落ち込んだ。