スポーツ・アウトドア市場は拡大傾向にあります。特にスポーツ市場は近年の健康志向ブーム、オリンピック等での日本人選手の活躍も影響し、3年連続で増加傾向にあります。
アイテム別にはスポーツシューズ、スポーツウェア、スポーツ用具に大別でき、シューズが市場の大半を占めています。スポーツウェアは機能性だけではなくファッション性のニーズが求められており、アパレル業界との差別化が希薄となっているもの特徴です。
また、スポーツ用具は各種スポーツ・アウトドアの人気度によって市場が変動する傾向があります。最近だと卓球・テニス競技人口が増えており、健康志向ブームからジョギング、登山人口増加に伴って市場も成長しています。また、ミズノ、アシックス等の国内メーカーは生産拠点をASEAN地域に移管しているのも特徴です。国内の少子高齢化によるスポーツ人口の減少と安価な輸入製品の拡大などの影響により国内市場よりもASEAN地域への市場開拓に大きな期待を寄せています。
とはいえ東京オリンピック・パラリンピックが予定される中、国内市場も堅調に伸びる事が予測される業界です。
- 業界売上総計(Edinet掲載企業)1,269億4,590万円
- 業績伸び率※94.02%
- 収益性※7.94%
- 平均年収 537万円
- 求人倍率--倍
※業績伸び率:(前年度売上÷前々年度売上×100)から算出した値
※収益性:(営業利益÷売上×100)から算出した値
この業界の従業員の評価
- 総合評価 2.6 4 reviews
- 平均有給取得日数 8.1 日
- 平均残業時間 25.3 時間
カテゴリ別評価
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人事評価の適正感2.0
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ワークライフバランス2.0
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女性の働きやすさ3.0
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企業の成長性・将来性--
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給与・待遇面の満足度3.0
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経営陣の手腕--
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顧客志向度2.5
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自己成長環境2.5
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企業の安定性2.6
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事業の社会貢献実感2.8
企業の雰囲気・風土
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- 社風
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保守的 革新的
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- 仕事の進め方
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決められた進め方 裁量の大きい
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- 職場の雰囲気
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落ち着いている 活気がある
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- 風土
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トップダウン ボトムアップ
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- 意思決定のスピード
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品質・信頼性重視 スピード重視
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- 評価ウエイト
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個人評価 チーム評価
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- 給与体系
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年功序列 成果主義
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- 異動頻度
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多い 少ない
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- お勧めしない
- あまり
お勧めしない
- 普通
- お勧めしたい
- すごく
お勧めしたい
- すごくお勧めしたい
- お勧めしたい
- 普通
- あまりお勧めしない
- お勧めしない
業界動向・業績
2017年 | 2018年 | 2019年 | |
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業界売上総計 (Edinet掲載企業) |
1,503億9,442万 | 1,350億2,420万 | 1,269億4,590万 |
前年からの伸び率 | 110.32% | 89.78% | 94.02% |
収益性 | 9.02% | 9.45% | 7.94% |
業界トレンドワード
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- IT、IoT × スポーツ業界
- 2020年に向けて、政府はスポーツの分野におけるIT利活用を推進しています。
IoTに代表される先端技術の究極のテーマは、“機械と人間との融合”とされ、この分野でも新たなスポーツが生まれており全く新しいマーケットも広がりを見せています。ロボティクスなどの先端技術によるアシスト装具や用具を用いて競い合う競技があったりと、スポーツ用品と言っても、単にシューズ、ウェアを指すだけでなく、このようなIT活用を軸とした商品開発も進んでいます。
スポーツ・アウトドア用品ということもあって比較的若い方が多く活躍されています。この業界は大きく3つのプレーヤーに分けられ、①メーカー②商社③小売に分けられます。メーカーが直営事業を強化する中、卸売事業者、小売事業者が自社ブランドを展開したり、アパレルメーカーやファストファッションがスポーツカジュアルを手掛ける中で、業界内の商品開発競争は激化しています。よって開発、企画、MD職系の中途採用においては、業界経験や英語力も求められることが多い印象です。一方で「健康」をキーワードに健康食品やカフェなど製品だけでなく健康をトータルプロデュースするメーカー(ブランド)も増えて来ており、トレンドや新しいものに日常よりアンテナを張っている方が向いているように思います。