食品メーカーの最近の動向

2019年04月24日

■日本たばこ産業(JT)の2018年1-9月期営業利益は前年同期比2%増の4,770億円となった。
一方、為替一定ベースの調整後営業利益は、国内たばこ事業および加工食品事業の減益はあるものの、海外たばこ事業および医薬事業の増益により、9%増の5,307億円となった。

同社の主力事業は海外たばこ事業と国内たばこ事業から構成される。
海外たばこ事業の18年1-9月期総販売数量はインドネシア・エチオピア・ギリシャ・フィリピン・ロシアにおける買収効果により7%増の3,201億本となり、調整後営業利益は3,369億円となった。
国内たばこ事業の18年1-9月期販売数量は9%減少して642億本となり、調整後営業利益は1,728億円だった。

■ビール大手3社(アサヒグループホールディングス、キリンホールディングス、サッポロホールディングス)の18年1-9月決算では、キリンHDのみがビールなどを含む国内酒類部門で増益を達成した。

■キリンHDは、リニューアル後の「キリン のどごし<生>」の復調や、年間販売目標の8割を販売した「本麒麟」がけん引し、新ジャンルカテゴリーの販売数量が増加した。

■アサヒグループHDは、国内酒市場が縮小傾向にあるなか、海外で成長を図る。
同社は16~17年にビール世界最大手アンハイザー・ブッシュ・インベブから欧州ビール事業を買収。
国際事業の事業利益は18年12月期に956億円と、グループ全体(2,200億円)の4割強を占めるまでになる見通し。

食品メーカー


株式会社FISCO

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