医療機関の最近の動向

2019年08月09日

■日本看護協会によると、2017年度のナースセンターの求人数は159,891人、求職者数は67,614人、求人倍率は2.36倍で前年と同水準で高水準が続いている。
18年平均の有効求人倍率が1.61倍であり、世間一般と比較して看護職では人手不足がより鮮明である。

ナースセンターの求人・求職動向推移

(出所:日本看護協会資料よりフィスコ作成)


■求人数は「病院(20~199床)」、「病院(200~499床)」、「診療所(無床)」が多く、「病院」からの求人数は全体の44.1%を占める。

■求人倍率は「訪問介護ステーション」が3.78倍で最も高く、次に「病院(20~199床)」、「病院(200~499床)」、「病院(500床以上)」と続く。
「診療所(無床)」は求人数また求職者数ともに比較的多く、求人倍率は1倍を超えるが、病院などと比較すると求人倍率は低い。
学校や会社・事業所、市区町村・保健センターなどでは、求人倍率は1倍を下回る。

施設別の求人・求職動向

(出所:日本看護協会資料よりフィスコ作成)


■求職者67,614人の年齢構成は「40~44歳」が最大で、次に「45~49歳」、「35~39歳」が続く。
出産や育児で一度離職した元看護師が、育児が一段落し再度看護師として就業を試みるケースが多いようである。

年齢階層別の求職者数(出所:日本看護協会資料よりフィスコ作成)


■求職者が就職の際に重視するポイントは「勤務時間」、「通勤時間」、「給与」、「看護内容」などである。

求職者が就職の際に重視するポイント(出所:日本看護協会資料よりフィスコ作成)



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