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バイオ・ゲノム関連

バイオ・ゲノム関連(バイオベンチャー)の業界は、一口にバイオベンチャーと言っても色々なビジネスモデルを持っています。自社開発の創薬を目指す創薬バイオベンチャー企業を始め、ゲノム解析やタンパク質の解析を製薬企業から受託するサービスを提供する企業、再生医療等製品を開発している企業などがあげられます。
特に最近再生医療のビジネスにおいては2014年の法改正以来、「新規企業の参入」「大手企業の参入」が増えています。加えて、バイオ業界は投資家、国も注目している産業であることは間違ないです。2017年度1月~9月のVC(ベンチャーキャピタル)の投資額(145億3000万円)は分野別にみるとIT業界に次ぐ、投資額であり、厚生労働省も医療系ベンチャーのサポートサイト(MEDISO http://mediso.mhlw.go.jp/)を立ち上げ、バイオベンチャーの支援を打ち出しています。代表的な企業として、そーせいグループ、セルシード、ブライトパス・バイオ、オンコリスバイオファーマなどがあります。

  • 業界売上総計(Edinet掲載企業)1,494億1,802万
  • 業績伸び率106.79%
  • 収益性-7.18%
  • 平均年収 704万
  • 求人倍率--

※業績伸び率:(前年度売上÷前々年度売上×100)から算出した値
※収益性:(営業利益÷売上×100)から算出した値

「大学(アカデミア)の技術」「研究所の技術」を基にビジネス展開を進めている企業が多く、研究者が代表取締役を兼ねているケースが多いです。設立5年以内の若い会社も多く生まれており、アーリーフェーズの会社では、「ライセンス契約」「事業開発」系の求人案件、「人事、総務、法務」などのバックオフィスの案件が増えてきています。
転職市場としては、活況であり求人案件は増加傾向で、経験のあるベテラン層の採用を求める傾向があるため40~50代のベテラン採用決定が他市場と比べても起きやすいです。実際に、大手製薬企業に務める経験豊富なベテランが自身の人脈,、経験を活かし、バイオベンチャー企業で活躍するという事例も出て来ています。
しかしながら、自身で動く自走力といったところやベンチャー特有の幅広い業務が生じることが多いので、汎用性のある気持ちをもち就業できるかどうかが同業界で活躍できるかどうかの鍵になります。待遇面での転職を決めるというよりは、企業ごとに持つ「特有な技術」、「将来性」期待をして転職を決定するケースが多いです。

パソナ リクルーティングコンサルタント

この業界の従業員の評価

  • 総合評価 2.6 19 reviews
  • 平均有給取得日数 10.0
  • 平均残業時間 26.6 時間

カテゴリ別評価

  • 人事評価の適正感
    3.4
  • ワークライフバランス
    3.2
  • 女性の働きやすさ
    3.2
  • 企業の成長性・将来性
    2.0
  • 給与・待遇面の満足度
    1.0
  • 経営陣の手腕
    1.0
  • 顧客志向度
    3.1
  • 自己成長環境
    2.5
  • 企業の安定性
    2.8
  • 事業の社会貢献実感
    3.3

企業の雰囲気・風土

  • 社風
    保守的 革新的
  • 仕事の進め方
    決められた進め方 裁量の大きい
  • 職場の雰囲気
    落ち着いている 活気がある
  • 風土
    トップダウン ボトムアップ
  • 意思決定のスピード
    品質・信頼性重視 スピード重視
  • 評価ウエイト
    個人評価 チーム評価
  • 給与体系
    年功序列 成果主義
  • 異動頻度
    多い 少ない

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経済動向

  • 2019年10月07日

    世界の新薬の60%は 創薬ベンチャーが生み出す

    存在感増す創薬ベンチャー 今日、世界の新薬の60%は創薬ベンチャーから生み出されている。大手製薬会社では2010年頃から大型医薬品の特許が切れ、また後発医薬品の普及が進むなかで、収益の維持・拡大のために新薬開発の重要性が高まっている。大手製薬会社は自前で新薬の開発にも取り組む一方、創薬ベンチャーとも協力関係を築き、新薬開発を進めるケースが多くなっている。 創薬ベンチャーは核酸医薬品(*1)や抗体医薬品(*2)などのバイオ医薬品、大手製薬があまり扱わない希少癌や免疫性疾患の治療薬開発を手掛けるケースが多い。 核酸医薬品(*1)…生物の遺伝情報を司る、デオキシリボ核酸(DNA)やリボ核酸

業界動向・業績

  2016年 2017年 2018年
業界売上総計
(Edinet掲載企業)
1,483億55万 1,399億1,919万 1,494億1,802万
前年からの伸び率 112.28% 94.35% 106.79%
収益性 -6.83% -16.37% -7.18%

業界トレンドワード

  • 中分子医薬品
    核酸医薬品、ペプチド医薬品などの分子量が(500~2000程度)の医薬品のことを指しています。低分子医薬品や高分子医薬品に比べても現在注目を浴びている分野。低分子医薬品では標的とすることができないような分子についても薬理作用を発揮することができることに加え、生物学的製剤と異なり、完全に化学合成で製造可能であるという特長を有しています。
  • ライセンス契約(導出、導入)
    製薬業界におけるライセンス契約では、バイオベンチャーが自社で持っている薬のシーズのライセンスを大手製薬企業に向けて渡すケースが多い傾向があります。その際に、バイオベンチャーは、大手製薬企業から契約一時金(ライセンスフィー)収入、開発進捗に応じたマイルストーン収入、上市(販売)後のロイヤルティ収入を獲得し、収入をたてています。上記が一般的な創薬ベンチャーのビジネスモデルとなっています。
  • iPS細胞
    2006年に誕生した新しい多能性幹細胞であり、再生医療の実現のために高く期待をされている細胞。特徴としては、皮膚や血液など、採取しやすい体細胞を使って作ることが出来ること、患者さん自身の細胞から作製することが出来ること等があります。そのため、分化した組織や臓器の細胞を移植した場合、拒絶反応が起こりにくいと考えられています。
    ※参考URL https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/faq/faq_ips.html
  • 再生医療
    人体の臓器や組織の欠損や機能障害・不全に対し、臓器や組織を再生し、失われた人体機能の回復を目指すことを目的とする医療。治療法が確立されていない疾患に対して新たな治療法となる可能性があります。近年、再生医療技術を用いたビジネス展開を進めるベンチャー企業が増えており、中には上場を果たしている企業も出て来ています。(株式会社ヘリオス、株式会社セルシード)
    ※参考URL https://www.healios.co.jp/regenerative-medicine/

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