CSOの最近の動向

2019年07月09日

CSO市場推移

(出典:日本CSO協会)

■CSO(Contract Sales Organization:医薬品販売業務受託機関)市場は、2014年まで拡大が続いていたが、足元では製薬企業がMR組織の再編に動いており、17年の稼働契約MR数は、前年比9.5%減少している。

■CSO業務は一般的に製薬会社のMRの業務代行を指す。製薬企業等との契約により病院や医師に医薬品等のマーケティング・情報提供活動を行う。

■日本CSO協会に加盟している8社は、IQVIAサービシーズジャパン(米IQVIA)、アポプラスステーション(クオールホールディングス)、EPファーマライン(EPSホールディングス)、サイネオス・ヘルス(米Syneos Health)、ACメディカル(TIS)、エムスリーマーケティング(エムスリー)、シミック・アッシュフィールド(シミックホールディングス)、ビーアイメディカル(ベルシステム24ホールディングス)となる。

※()は親会社等

CSO企業業績


業界の注目企業‥アポプラスステーション

■アポプラスステーションは1993年に創業、2000年には国内企業として初めてCSO事業に参入した。同社のコントラクトMRが活躍している製薬企業数は国内最多であり、18年3月末の従業員数は780名。親会社は調剤薬局大手のクオールである。

■アポプラスステーションが目指すのは、医療従事者として認められるコントラクトMRの育成。
未経験者には、確実にMR認定資格がとれるよう、300時間超のMR導入研修や定期的な対策講座、直前講座を実施しており、MR経験者には、派遣先で即戦力として活躍するための研修プログラムを用意している。

アポプラスステーションのコントラクトMRのベースとなるのは、ジェネラルMR(G MR)。19年3月期は値上げの実施や海外の一時的費用減少で2ケタ増益を予想。
APS COLLEGEでジェネラルMRに必須の疾患に対する基礎知識や医療制度を習得したのち、希望と能力に応じてプロフェッショナルMR(G MR plus)になるための特別カリキュラムが受講できるようになっている。

カリキュラム体系
(出所:アポプラスステーション)

アポプラスステーションは非上場企業のため業績は公開していないが、親会社クオールのBPO受託事業業績の大半は同社業績と思われ、近年の業績推移は下記の通り。

クオールBPO受託業績(出所:クオール)


株式会社FISCO

1995年に設立、2006年上場。金融情報配信会社として、株式、為替、債券、仮想通貨といった金融情報を幅広く取り扱う。各投資市場に対する深い理解と洞察に基づき、初心者からプロまで、投資家を支援する各種金融サービスを提供している。 全国の金融機関約250社向けに金融情報を提供しているほか、個人向けではヤフーファイナンス、LINEニュース、SmartNews、Gunosyなど、国内の主要なサイトやアプリに金融・経済系コンテンツを提供している。

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