株式会社マンダムのニュースフィード

2020年11月16日

コロナ禍で対面コミュニケーション減少のマイナス面、世代ごとに差異あり また、コロナ禍でのおしゃれ・身だしなみの捉え方に変化、年齢を重ねるにつれて「自分のため」に


〈コロナ禍の対面コミュニケーションとおしゃれ・身だしなみの実態及び意識調査【アイデンティティ編】〉

株式会社マンダム(本社:大阪市 社長執行役員:西村元延)は、コロナ禍に伴うニューノーマル(新しい日常)の実践が求められる中、人と人とのコミュニケーションにさまざまな制約が加わり、その中身に変化が起こっていることに着目し、全国の20~69歳の男女1,110名を対象に、「コロナ禍の対面コミュニケーションとおしゃれ・身だしなみに関する意識調査」を実施致しました。 調査報告の第三弾は【アイデンティティ編】として、対面コミュニケーション機会の減少が私たちの心理やアイデンティティに与える影響についてご報告致します。また、コロナ禍でのおしゃれ・身だしなみの捉え方の変化についてもご報告すると共に、対人関係の心理とアイデンティティの関係について詳しい立正大学 心理学部 准教授 笠置遊先生に聞いた、コロナ禍の今だから考えたい、おしゃれ・身だしなみの活用に関するアドバイスを紹介致します。





調査結果要約

<コロナ禍における対面コミュニケーションの機会減少による影響>
1.コロナ禍での対面コミュニケーション減少によって感じるマイナス面、世代ごとに違いがある
● 孤独を感じる若者世代 20代の3人に1人が「孤独や寂しさ、不安を感じることが増えた」と回答
● 飲み会などの楽しみが減った50~60代男女 60代男性は3割以上(30.4%)に達する
● 「自分だけの時間」が減った40~50代女性 50代女性は約3割(27.7%)に達する

<コロナ禍で変わるおしゃれ・身だしなみ意識>
2.コロナ禍で新たなおしゃれ・身だしなみの価値が浮き彫りに
● おしゃれ・身だしなみ、女性は「自分のために行うものに」、男性は「生活リズム維持に欠かせないものに」という声も


● おしゃれ・身だしなみ、年齢を重ねるにつれて「自分のため」に、60代女性では約2割(18.6%)に達する


調査の結果、対面コミュニケーション機会の減少が、若者の孤独や不安感をはじめ、中高年のアイデンティティにも影響を与えている可能性が示唆されました。当社が進めている、おしゃれ・身だしなみの実践を通じて人と人とのつながりを支援するプロジェクト「New Normal New Styling」では、おしゃれ・身だしなみに取り組むことが、コミュニケーションを向上させ、アイデンティティ形成をサポートする一助となると考え、引き続き情報発信に取り組んでまいります。


調査結果レポート

<コロナ禍における対面コミュニケーションの機会減少による影響>
1.コロナ禍での対面コミュニケーション減少によって感じるマイナス面、世代ごとに違いがある
● 孤独を感じる若者世代 20代の3人に1人が「孤独や寂しさ、不安を感じることが増えた」と回答


● 飲み会などの楽しみが減った50~60代男女 60代男性は3割以上(30.4%)に達する


● 「自分だけの時間」が減った40~50代女性 50代女性は約3割(27.7%)に達する


コロナ禍における対面コミュニケーションの減少は、さまざまなマイナス影響をもたらしていますが、年齢や性別によって、いくつかの傾向が確認できました。まず、20代の若者においては、男女ともに他の世代よりも孤独や不安を感じている人が多いようです。生まれたときからインターネットが身近で、SNSを通じて連絡を取り合うことに慣れている20代若者が、孤独や不安を一番感じているというのは意外な結果といえます(図1)。
一方、50~60代において特徴的だったのは、飲み会などの楽しみが減ったと答えた割合が40代以下よりも高かった点です。この世代は、飲みニケーションが盛んにおこなわれてきた時代を生きてきたからかもしれません(図2)。
また、40~50代女性において、特徴的だったのは「自分だけの時間が減った」と回答した女性が男性を大きく上回っています(図3)。この世代の女性にとってコロナ禍は、身近な人との時間が増えるかもしませんが、結果的に「自分だけの時間」が減ることになっているようです。
このように、世代ごとに対面コミュニケーション減少によって感じるマイナス面に差がある結果となっており、人と直接話すことや人間関係の捉え方が世代ごとに異なることが推測されます。

<コロナ禍で変わるおしゃれ・身だしなみ意識>
2.コロナ禍で新たなおしゃれ・身だしなみの価値が浮き彫りに
● おしゃれ・身だしなみ、女性は「自分のために行うものに」、男性は「生活リズム維持に欠かせないものに」という声も


● おしゃれ・身だしなみ、年齢を重ねるにつれて「自分のため」に、60代女性では約2割(18.6%)に達する


コロナ禍以前と比較した、おしゃれ・身だしなみに対する習慣・行動について、「変化はない」を除くと、男性は、「時間とお金のかけかたにメリハリをつけるようになった」に次いで、「生活リズム維持に欠かせないものとなった」が多くなっています。一方女性は、「見える部分/見えない部分でメリハリをつけるようになった」に次いで、「人からどう見えるかよりも、自分のために行うものになった」が多くなっています(図4)。「自分のために」行うという意識は、50代以降で男女ともに高くなる傾向が見られます。おしゃれ・身だしなみは年齢的な成熟とともに自分自身に向かっていく傾向があるといえそうです(図5)。
このように、コロナ禍では、おしゃれ・身だしなみへの向き合い方に変化が生まれたり、新しい認識が芽生えて
いるようです。

有識者による調査結果考察



コロナ禍における対面コミュニケーションの減少によって世代ごとに感じ方が異なるのは、以下のような理由が関係していると考えられます。
20代は、学校や職場等、新しい環境で新しい対人関係を築き、関係を深めていく段階にある人が多いと考えられます。しかし、学校の授業がオンライン化し、就職先ではテレワーク勤務が増えるなどして環境的に難しくなったことで、孤独や寂しさ、不安感につながっているのではないでしょうか。
中高年は若者とは異なり、他者との関係がある程度出来上がっています。そのため、一時的に会えなくても、繋がっている感覚を持てているので孤独は感じにくくなっていると考えられます。また、60代などは、他者との関係がある程度出来上がってはいるものの、既に退職していて人と関わる機会が減っている中で、オンライン通信機器に慣れておらず、コロナ禍で飲み会の機会が減少し、楽しみが減ったと感じた方が多いのではないでしょうか。
そして、中高年は若者と比較して、自分をよく見せるということよりも、自分が社会においてどのような役割を果たせるのか、自己の内面へ意識を向けるようになります。特に40~50代女性の場合、コロナ禍で外出が減ると家の外での役割に対する時間(職場での自分、一人の女性としての自分など)が減り、その分家の中の役割に対する時間(親としての自分、妻としての自分など)が増えることになります。コロナ禍で自分の時間が減り、“ありたい自分”と現実の自分との間でギャップを感じることに加え、気持ちの切り替えができないことでストレスをためてしまうことになりかねません。
私たちは、社会生活の中で複数の役割を切り替え、コミュニケーションをすることでアイデンティティを日々確認しています。職場での自分から親としての自分等の役割の切り替えは、服装・メイク・ヘアスタイルなどの装いがスイッチとして機能することもあります。そのためコロナ禍でも意識的におしゃれ・身だしなみを整えたり楽しむことは、自分自身のアイデンティティの形成をサポートするという点からも大事にしたい習慣です。若い世代にとっては、新しいおしゃれ・身だしなみへのチャレンジが、自分らしさの発見や自信の向上にもつながります。中高年にとっては、複数の役割を切り替えることで、単調になりがちな生活にリズムを作り、気持ちにメリハリを与えてくれる効果も期待できます。
コロナ禍の今、自分自身のアイデンティティの形成やありたい自分を考えるひとつの機会として、おしゃれ・身だしなみを活用してみてはいかがでしょうか。

〈調査概要〉
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年7月実施
調査対象:20~69歳 男女1,110 名
*本リリース上のスコアの構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。

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配信元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000657.000006496.html