2020年02月06日

<新入社員向け>自己分析と未来分析のすすめ

キャリドア編集部

2020年02月06日

リアリティショックという言葉を 耳にしたことはありますか。 リアリティショックとは、入社前の理想と 入社後の現実のギャップによりショックを 受けることを意味します。

リアリティショック

目次

新人社員が感じるもやもやとは?


一般的には、新入社員として仕事を始める際や昇進して環境が変わるタイミングで、
このショックを感じることが多いと言われています。

新入社員が、3年以内に早期離職率が3割と高いことも、このリアリティショックと関連性が高いと考察されています。

もやもや

ではリアリティショックの防止方法はあるのでしょうか。
私自身も入社後の配属ギャップにより、リアリティショックを感じていた時期がありました。

私は新入社員の8割が営業職へ配属される会社へ入社したので、自分も当然ながら営業職に配属されると思い、意気込んでいましたが管理部門に配属され、毎日パソコンと向き合うデスクワークの日々…
このまま、営業職に配属された同期においていかれるのではと不安に思った日もありました。

しかし、これからご紹介する方法で、現在の自分を見つめ直し、将来のベクトルの向きを
明確にしたことで、このショックを感じる機会はぐっと減りました。

すっきり

今から、【社会人版】自己(現在)分析と自己(未来)分析の方法を
ご紹介するので、リアリティショックを感じている方もそうでない方も、ぜひ一緒に自分の分析をしてみてみましょう!



【社会人版】 自己分析の方法

自分の現在地とゴールを明確にすることで、“自分がゴールを目指す上で
足りていないものは何なのか”、“どんな方法でゴールを目指すのか”が明確になり、
今すべき行動を選択することが出来るようになります。

■自己(現在)分析の方法

まずは自己(現在)分析からはじめましょう。
「就活時代にさんざんやったよ!」という人も多いと思います。

就活時代の自己分析は、自分がどんな仕事に向いているかを見つけるために、自分の個性や価値観を言語化するために実施していたのではないでしょうか。

しかし、新入社員の皆さん向けの自己分析は、就活時代の自己分析とは目的が異なります。
社会人の自己分析は、自分のスキルセットを明らかにするためや、
自分の市場価値を把握する目的があります。
この目的を意識しながら、社会人版自己分析をやってみましょう。



①職務経歴の洗い出し

洗い出し

自分のスキルを洗い出すには、まずは自分の経歴を振り返ることから始まります。

いつ、どんな部署で何をしていたかを書き出してみてください。
新入社員の方だと、経歴が短いので
洗い出せる経歴が少ないと感じるかもしれませんが些細なことでも良いので、自分の成し遂げた仕事を書き出してください。

最低10個は書き出してみましょう。


②能動的な仕事と受動的な仕事に分解する

①で書き出した仕事について、さらに仕事の詳細を行動単位で分解して書き出してみてください。

①で書き出した仕事がそれ以上分解できないものであれば、そのままの経歴で問題ありません。

その後、その行動は自ら実施したものなのか、上司や仲間に指示をされたものなのか、分類してみてください。


③能動的な仕事についてスキルマップと照らし合わせる

※スキル項目については、職務経歴表の一例にあるようなキーワードを参考にしたり、
求人一覧に掲載されているキーワードを参考にすると良いです。

②のうち、能動的な仕事はどのようなスキルと対応しているかを明確にしていきます。
この照らし合わせが最も重要です。

後で「指示と違う!」といったことが起こりがちです。
スキルというと、厳密なものに見えますが、
要は何ができるかを伝える核を明確にするための作業です。

どのような能力や知識が、その仕事を成し遂げるために必要だったのか、言語化をしてみましょう。

④受動的な仕事についてスキルマップと照らし合わせる

実施することは③と同様です。
指示を出してくれた人は、どのような能力や知識を元に仕事をふってくれたのでしょうか。

また、自分はなぜ能動的に仕事を実施できていなかったのでしょうか。
この作業では、③とは反対に、自分は何が足りていないかが明確になります。


以上でスキルの洗い出しは終了です。

③で明らかになったスキルは、自分ができることであり
④で明らかになったスキルは、自分はまだできないことです。
しかし④で明らかになったスキルは、今いる会社で今後、獲得する可能性があるスキルとも考えられます。




■自己(未来)分析の方法

次に、未来分析を実施してみましょう。

未来分析によって、自分はどんな人になりたいのか、どんなことをしている時が幸せなのかを明らかにしましょう。

そうすることで、今何をすべきなのか、
今後、どんなスキルを獲得する必要があるのか、が明らかになります。

未来

①マインドマップの作成

先述の自己分析で明らかになった、
自分が今までにしてきた仕事(及びスキル)について
マインドマップを作成してみましょう。

その仕事をしているときにどんな感情でしたか。
感情の源泉に共通点はありますか。

ネガティブな感情がある場合は、どうすれば
ポジティブな感情に変化するかを意識すると良いでしょう。

②理想のマインドマップの作成

憧れの上司や仲間、著名人について思い浮かべてください。
理想とする人は、できるだけ詳しくイメージが出来るように近くにいる人であればより良いですが、
もしいなければ著名人や有名人でも構いません。

その人はどんなことを、どういう感情で実施していますか。
皆さんの想像で問題ないので、①と同様に書き出してみましょう。



■現状と未来の自己分析の比較により、自分のベクトルの向きを正確にしよう

ベクトル

①と②が完成すれば、残りは自分の目指すべきベクトルの向きを明確にするのみです。

②にあって①にないものは何でしょうか。
自己分析で明らかになった
将来獲得する可能性があるスキルは
皆さんの将来の目指したい姿に必要なスキルでしょうか。

もし将来獲得するスキルが、皆さんにとって利得がないなら
速やかに転職をお勧めします。

一方で将来獲得するスキルによって
自分の理想のマインドマップに近づくのであれば今は、そのスキル獲得に注力すべきでしょう。



経理業務を担当するある青年の一例を下記に示します。

彼は、赤色の部分のスキルに繋がる仕事に注力すべきことが分かります。
また青色の部分のスキルを獲得する為には、
上司に申告し部署異動すべきなのか、赤色のスキルを獲得したのちに転職すべきなのか自分の将来のベクトルを定めることが出来るのではないでしょうか。
比較

リアリティ・ショックをチャンスに

【社会人版】自己(現在)分析と未来分析の方法はいかがだったでしょうか。
正直、時間も手間もかかるし、面倒だと思います。
しかし、少しは今後の道筋がクリアになったのではないでしょうか。

なんとなく嫌だ、なんとなくつまらない
そんなモヤモヤは言語化していくことで解決につながります。
もし一人で、整理することが出来ないという人がいれば、キャリアアドバイザーなどのプロへの相談もおすすめです。

自分の人生のベクトルを明確にすることで
リアリティ・ショックをチャンスに変えてみてはどうでしょうか。


転職相談申し込み