2019年12月05日

結婚後も仕事を辞めたくない!女性のキャリアを継続させるには

キャリドア編集部

2019年12月05日

「女性は結婚したら仕事を辞める」という考え方は、近年では一般的なものではなくなっています。それでもなお、仕事を辞めることを求められる女性がいることも事実です。結婚した後も仕事を続けるためにはどうすればよいのでしょうか。女性がキャリアを継続させる方法についてご紹介していきます。

目次
「女性は結婚したら仕事を辞める」という考え方は、近年では一般的なものではなくなっています。
結婚後もキャリアを継続できる制度の企業も増え、共働き家庭が珍しいということもなくなりました。
それでもなお、結婚を機に仕事を辞めることを求められる女性や、結婚と仕事を天秤にかけざるをえない女性がいることも事実です。
結婚後も仕事を続けるためにはどうすればよいのでしょうか。
女性がキャリアを継続させる方法についてご紹介していきます。

結婚後も仕事を続けたほうがいい理由

まずは、結婚後も女性が継続して仕事を続けることに、どのようなメリットがあるのか知っておきましょう。
具体的なメリットを改めて意識することは、自分の気持ちをはっきりさせるためにも、周囲の説得をするためにも役立ちます。

収入面のメリット

夫婦2人で働くということは、収入も2人分得ることができます。
税金や社会保険料の増加による手取り年収の低下や、老後破産などが社会問題になっています。
生活の安定、子供のための資金を確保するためにも、収入は少しでも多いほうがよいでしょう。
専業主婦の場合、扶養家族として配偶者控除が受けられたり、年金の第3号被保険者になったりできるというメリットもありますが、将来受け取る年金は夫の「厚生年金」と妻の「国民年金のみ」になるため、将来の備えに不安が残ります。

共働きの場合は、妻も「厚生年金」に加入できるため、子供の教育費などで十分に老後の蓄えができなかった場合も、専業主婦の家庭よりも多くの年金が受け取れます。
また、夫のみが800万円を稼ぐ家庭よりも、夫と妻がそれぞれ400万円ずつ稼ぐ家庭のほうが厚生年金の手取り額は大きくなります。

キャリアの継続

一度仕事を辞めてしまうと「もう一度働こう」と思ったときに、改めて仕事を探さなければならなくなります。
ブランクが長いほど、現在のキャリアと同等以上の条件での再就職を目指すのは難しくなっていきます。

出産や育児に際して、女性が会社を辞めなければいけなかった時代は「過去のものになった」と言ってもいいでしょう。
側から退職を強要されるということは、まずありません。これまで会社で築いてきた地位やキャリアを途絶えさせないためにも、結婚したからといって簡単に仕事を辞めてしまうのはもったいないことだといえるでしょう。

社会とつながりを持てる

結婚を機に仕事を辞めた場合、「周囲の人とのつながりが一切なくなってしまった」という人もいるでしょう。
特に、趣味やボランティアなど人とのつながりが少なく、仕事に対する比重が大きかった人や、結婚を機にこれまでとは違う土地に行く人などは、仕事を辞めたことで、「夫としか話ができない」という状況にもなりかねません。
仕事を続けることで、社会の一員としての立場を継続させることができるのです。

結婚を機に仕事を辞めることになる4つの理由

結婚するからといって、当たり前に仕事を辞めるという人はあまりいないでしょう。
実際に仕事を辞めることになるケースにはどのようなものがあるのか、4つの代表的な理由を紹介します。

1 結婚相手に仕事を辞めてほしいと求められた

結婚相手や、相手の両親、親戚から退職を求められる場合があります。
結婚の条件として「仕事を辞めて家庭に入ること」を挙げられてしまった場合に、キャリアを継続させるか悩んでしまう女性も多いのではないでしょうか。

2 妊娠している

妊娠、出産、育児には、多くの時間と労力を必要とします。
そのため、仕事との両立をすることが難しく、退職を考える人もいるでしょう。
特に、結婚と妊娠が同じタイミングになった場合、環境の変化がより大きくなりますから、仕事を続けられるか不安を感じることも多いかもしれません。

3 仕事に不満があり結婚を理由に辞めたい

そもそも「仕事を辞めたい」という気持ちが先にあった場合、「結婚を理由に退職したい」「この仕事から逃れたい」という気持ちになることがあります。
結婚を理由に仕事を辞めるというよりは、「結婚という仕事を辞めるための理由付けができた」ことで、退職したい気持ちが高まっている状況だといえるでしょう。

4 結婚相手の職場が遠い

遠距離恋愛中の相手や、転勤がある企業に勤めている相手と結婚する場合、どちらかが仕事を辞めざるをえない場合もあるでしょう。
「仕事を辞めてついてきてほしい」と言われて、結婚か仕事かの2択を迫られてしまう女性もいるのです。

4つの理由の対処法

4つの理由の対処法
結婚か仕事か、どちらかを選ばなければいけないような状況に陥ったときには、自分だけでなく相手の考え方によっても選ぶ道は変わってくるでしょう。
まずは、冷静な話し合いをするためにも、どういう選択肢があるのかを知っておく必要があります。

1 相手から退職を求められたら、まずは話し合いをする

家事や育児は、妻だけが当たり前に行うことではありません。
夫婦間の考えが一致しているのであれば問題ありませんが、夫が妻に家事や育児を強要するのはおかしなことです。
まずは話し合いの時間を持って、「なぜ自分だけがキャリアをあきらめなければならないのか」「なぜ仕事を辞めてほしいのか(本当に家事のためなのか?ほかに理由があるのか?)」といったことを聞いてみてください。

納得できる理由もなく、「家に入って家事に専念してほしい」と言われてしまったときは、「この先、相手と何十年も一緒にいられるだろうか」ということを冷静に考えてみましょう。

2 妊娠している場合は、産休や育休の取得を視野に入れる

産休や育休、時短勤務などを利用して、働きながら子育てをしている女性もたくさんいます。
社内に先輩ママがいる場合は、生活スタイルや毎日のタイムスケジュールなどを聞いてみるとよいでしょう。
具体的にどのような毎日になるのか想像してみることが大切です。

育休は、女性だけでなく男性が取ることもできます。
夫婦で協力し合って、仕事を辞めずに子供を育てる道がないかどうかを考えてみてください。
もちろんこの場合も、結婚相手と十分な話し合いの時間を持つようにしましょう。

3 元々、仕事を辞めたかった人は転職という道を検討しよう

結婚を機に、元々辞めたかった仕事を退職することを検討しているという場合、仕事自体を辞めたいのか、今の職場に不満があることが原因になっているのか考えてみてください。

今後のキャリアや収入について考えた上で、仕事を辞める決断が正しいのかどうかを落ち着いて検討することが大切です。
「結婚した後もこの仕事を続ける自信がない」といった理由の場合は、転職を検討してみるのもいいでしょう。
まずは、自分の人生やキャリアプランについて考える時間を取るのがおすすめです。

4 遠距離問題の対処法

結婚相手の勤め先が遠距離というのは、解決するのが難しい問題です。
しかし、当たり前のように「ついてきてほしい」と言われて、少し違うのでは?と感じたら、相手にいくつかの選択肢を提示してみましょう。

・異動願を出す
 働いている会社が、結婚相手の仕事をしている地域にも支社を持っているのであれば「異動願を出す」という方法があります。
簡単に希望が叶うことではないかもしれませんが、お互いに辞めずにすむことができれば問題は解決しますから、試してみる価値はあるのではないでしょうか。

・男性が仕事を辞める
 遠距離になるとき、仕事を辞めるのが女性でなければいけないということはありません。
男性側が仕事を辞めるという選択肢もあります。
 二人がこれまでに築いてきたキャリアや、将来のビジョンを話し合い、どちらが仕事を辞めた方が適切かを考える時間を取ってみてもよいのではないでしょうか。

・別居婚をする
一時的な転勤であれば、「別居婚をする」という方法もあります。
新婚生活でいきなり別居に抵抗があるという人もいるでしょう。
しかし、今まで築いてきたキャリアを諦めきれない場合には、新しい場所でも転職できるように事前準備をしてから同居をしても遅くはありません。

結婚後も仕事を続けるために

結婚と仕事を天秤にかけることになった場合、「結婚相手と話し合いをすること」が一番大切です。
お互いのキャリアや夫婦の生活スタイルは、一人だけで考えることではなく、夫婦で一緒に考えていかなければならない問題です。
女性も男性も、相手の希望を受け止めた上で、真剣に考える必要があるでしょう。

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