2019年10月31日

転職に失敗して後悔しないために知っておきたいこと

キャリドア編集部

2019年10月31日

さらなるキャリアアップや待遇を求めて行う転職活動。 現状をより良いものにするために転職をしたのに、実際にはこれまでよりも悪い状況に陥ってしまい、後悔する人も少なくありません。 転職に失敗する原因や、失敗しないための対処法について解説します。

転職は珍しいことではない

目次


さらなるキャリアアップや待遇を求めて行う転職活動。
現状をより良いものにするために転職をしたのにもかかわらず、さらに悪い状況に陥ってしまい、後悔する人も少なくありません。
ここでは、転職に失敗して後悔するようなことがないよう、転職に失敗する原因や、失敗しないための対処法について解説します。

転職は珍しいことではない

以前の日本社会であれば、終身雇用が前提であったため、新卒入社から定年退職まで、同じ企業で働き続けることがいいとされてきました。
しかし現在では、企業に依存するのではなく、個人のスキルをいかに伸ばしていくかが重要とされ、転職も珍しいものではなくなってきています。
総務省による「労働力調査」によると、転職者の数は2010年の283万人から毎年増えており、2018年の転職者の数は全国で329万人となっています。特に、そのうちの78万人が「25~34歳の若手層」で多くを占めています。

転職に失敗したと感じるケース

転職することが当たり前のようになっているとはいえ、転職活動は大変なものであることは変わりません。
苦労して転職したのはいいけれど、結果的に後悔する人も存在します。
どういった際に転職に失敗したと感じるのか、その具体的なケースについて紹介していきます。

労働条件が前よりもきびしい

休みが少ない、残業が多い、給料が安いといった労働条件の不満から転職したにもかかわらず「転職してみたら前にいた会社のほうが働きやすかった」といった失敗例は少なくありません。
多くの人は、求人サイトなどの情報を基に転職先を探していますが、掲載されている情報は、必ずしもすべて書かれているわけではなく、繁忙期があったり、掲載時点とは社内環境が変わってしまったりすることも多いです。
転職直後は、仕事や環境に慣れておらず、どうしても作業に時間を取られてしまいます。
さらに、慣れないがゆえに結果を出しにくく、なかなか給料も上がらないといったこともあるでしょう。
そうなってしまうと、労働条件を改善しようと転職したのに、前の職場よりもきびしい環境で働かなければならなくなってしまい、転職に失敗したと後悔してしまうのです。

人間関係がうまくいかない

転職理由で上位になることが多い「人間関係」の問題は、相性もあるので、転職先でも人間関係のトラブルを抱えてしまうことは少なからずあります。
直属の上司や同僚、部下など、日常的に交流を持たなければならない人と関係がうまく築けないと、仕事のストレスは相当なものとなってしまいます。
 場合によっては、好きな仕事をしていても、たくさんの給料をもらっていても、人間関係に我慢できなくなってしまい、転職後に後悔してしまう原因になるでしょう。

思っていた仕事と異なる

キャリアアップや、チャレンジしたい仕事のために転職した場合、入社前にイメージしていた仕事内容が、違っていたり、希望どおりの仕事をさせてもらえなかったりすると、転職を後悔するケースは少なくありません。
特に、キャリアチェンジで、初めての業界や職種にチャレンジした場合は、いいイメージが独り歩きしてしまい、仕事に対するハードルを上げてしまっている場合も多く、実際の業務がひどく味気ないものに感じてしまう人も多いようです。

自分と周囲のレベルが合わない

転職先で働いている人のレベルが高く、到底追い付けないと感じて、転職を後悔するケースもあります。
反対に、転職先のレベルが求めているものよりも低く、刺激が得られないことで転職に失敗したと感じる人もいます。
 仕事はチームで行うことも多く、ほかのメンバーとの間にレベルの差があると、どうしても仕事を進めにくくなり、ストレスを感じてしまいます。
そのストレスが積み重なり、前の会社のほうが良かったと思ってしまうでしょう。

転職を後悔しないためにやるべきこと

転職を後悔しないためにやるべきことにはどのようなものがあるでしょうか。
ここからは、転職したことに後悔するケースを踏まえ、後悔しないために必要なことを紹介していきます。
転職活動の参考にしてみてください。

将来の夢ややりたいことをしっかり持つ

転職する際、待遇を理由にするのは悪いことではありませんが、それだけではなく「転職して何がしたいのか」「何を得たいのか」を明確にしておくようにしましょう。
 例えば、残業が嫌だからというネガティブな理由だけで職場を変えたとしても、次の仕事に対するモチベーションは上がりません。
今度は、残業以外の部分で嫌なことが見つかってしまい、また転職したいと感じることもあるでしょう。
何のためなら努力ができるかをしっかりと考え、その目標を達成できる転職先を探すことが大切です。

自分ができることを明確にしておく

今の自分にできることをしっかりと洗い出しておくことも、転職先で失敗しないために必要な要素です。
面接で過剰にスキルをアピールして、転職先の期待値を上げてしまったり、反対に謙虚になりすぎて、期待値を下げてしまったりしては、いい転職は実現できません。
 自分のできることを必要としている企業に転職することが、後悔しないための第一歩となります。

入社前に社内の様子を見させてもらう

人間関係や、労働条件の部分に不安を感じている場合は、入社前に社内の様子を見させてもらうといいでしょう。
例えば、社内の様子を見たときに、働いている社員に覇気がなく、暗い印象を受けたのであれば、あなたが入社した後でも、その印象は変わることはないでしょう。
実際に働いている現場や様子を少しでも見ることも、自分に合った企業かどうかの判断材料となります。

専門家に相談する

自分のことを自分が一番わかっていない、ということもよくあります。
どんな仕事がしたいのか、会社に何を求めているのか、一人で考えていても答えが出ないときは、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談してみてもいいでしょう。
 これまでに培ってきた豊富な経験から適切なアドバイスがもらえ、自分だけでは思い浮かばなかったような新しい道が見つかることもあるかもしれません。

自分と企業の理解を深め、失敗しない転職を

転職に失敗したと感じるケースのほとんどは、自分に対する理解や、転職先の企業や仕事に対する理解が足りていないことが原因で起こっています。
自分のこと、会社のことをじっくり考える機会というのはないかもしれませんが、一度足を止めて、冷静になってみてください。転職が当たり前になっている時代だからこそ、焦らず落ち着いて、自分の未来をじっくり見据えることが大切です。
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